映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~
今年はクレしん行きました!
じいじが連れて行ってくれることの多いクレしん映画(じいじが観たいからw)
今年はタイミングがあったので親子3人でいきました
映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~
オーストラリアのグレードババァブリーフ島で遅くなった新婚旅行を満喫する野原一家
グレードババァブリーフ島では50年に1度の金環日食が見られる
みさえは金環日食に合わせて素敵なウェディングフォトを撮ることを夢見ていた
ところがちょっとしたすれ違いから夫婦は険悪な雰囲気に
一方、この島ではこの金環日食の時に花婿を捧げるとお宝を得られるという伝説がありトレジャーハンターのインディ・ジュンコが姿をあらわす
そんななかひろしが突然失踪してしまう
なんだまたひろしかぁと思ったら違った件
クレしん映画、最近ひろしに頼りすぎじゃなーーーい?と思ってたら副題を大きく裏切って真の主役はみさえでした
出てくる名言の数々
ひとりきりでも子供たちを守る姿
何よりひろしを信じて愛する気持ち
母親として女としてのプライド
子育て中の私はクレしん史上最高に共感して最高に泣けました
詳しくは後ほど
昭和オマージュと謎のマッドマックスFR感、シンプルな敵
平成最後だし平成攻めくるか!?と思ったら今年も昭和ワード満載wかなり笑ったわ
昭和末期生まれの私は見落としがあったかも?
あとはインディ・ジョーンズとマッドマックスFRのオマージュ
かなり疾走感でてて面白かったです
りゅうちぇるぺこりんは子どもたちも喜んでたし、小島よしおもよかったわ!
あと私的にはひろしを拉致するのが単なる原住民で、クレしん映画にありがちな謎の組織じゃないのが良かった
クレしんコア世代の幼児って、いつもの謎の組織、説明パートがあっても難しくてよく理解できない
さらにそこから話が転ずるカンフーボーイズなんて子どもが置いてきぼりだったから
「ひろしがいると、たからがもらえるから、ひろしをつれていっちゃう」っていう幼児向けの絵本レベルの行動原理は良かったと思う
平成の子育てママに見て欲しい!みさえの気持ちに共感
みさえは結婚して専業主婦になったタイプだけど(連載スタート時はそれが支流)、平成に加速した核家族化の煽りをモロにうけてる
自分の実家も夫の実家も遠方で(最近はみさえの姉妹が手伝ってくれることもあるけど)、乳幼児を抱えて孤軍奮闘してる
そんな中で子どもと夫がいる世界が総てで、みさえが命懸けで守ってるものだ
作中で太ってるだのオババだの怠けてるだの言われるみさえ
でも誰の子ども産んでオバサンになったの?
乳幼児抱えてストレスで過食しちゃわない?
乳児がいるなら寝られるうちに寝るって当たり前じゃない?
確かに恋人時代みたいに綺麗じゃないけど、その辺の綺麗なお姉さんじゃなくて私を見てよ!ずっと好きって言ってよ!ってみさえに共感しまくった私です
それでも投げ出さずひろしを信じて頑張るみさえ
すっごく健気で可愛くて応援しちゃいました
平成に子育てしてるママみんなに見て欲しいです
劇中歌のHELLOとEverythingも選曲についてエピソードがあるんじゃないかなと思うんですね
HELLOやEverything自体や場面とのマッチの善し悪しじゃなくて初めて一緒にカラオケ行った時に歌ったとか、結婚式で使ったとか、部屋やドライブでよく聴いたとか
カップルや夫婦の思い出の曲ってあるから
きっとHELLOやEverythingが野原夫婦にとってのそれだったんじゃないかって思う
すごく私的な思い出が詰まった曲なんだなって理解しました